大和花道


■大和花道

2010年3月いけばな協会展 家元出品作品

いけるという行為は、いま私が手に把ったこの花との一期一会の出合いを、いかに深く
楽しむかということに盡きます。
いけあがった結果を他者に伝えることも大切ですが、それ以上に、いける過程で、ど
れだけ自由に、大胆に、緊張に満ちた花とのやりとりを押し進めていけるか−大和花
道は、ここを、いけばなの根本の大事と考えます。